欠乏の不定愁訴ブログ

日々の気付きと過程の記録

情動と消化管の収縮 孤独とフラストレーション

一昨日の計測では増えていた。昼食をまた抑えられ、夕方には空腹になっていた。間食は摂れなかったけれど、夕食はほぼ最良量だった。それでかなり腹が膨らんだ気がして、少し体重も増えていた。

ただ、まだ一膳を食べきるのがきつい。「この段階でなぜ大台に戻ったのか」と、ふと思った。全ては時の運なのか。

 

今日の計測でもまた増加していて、大台から一キログラム増えていた。尿量の誤差も少ないはずで、よく見ると腹の肉はいくばくか付いている。

昼食はまた抑えられ、夕食では食欲があった。そこまでよく食べられている気はしないものの、無理がないだけで上向いているか。そうならばかなり有難い。好調時はこうやって推移していく。

読み進めている『腸と脳』にたくさんの有益な情報があった。第二章が「心と腸のコミュニケーション」で、たくさんの印をつけてメモしている。

(中略)

不安なときや動揺しているときにも、パターンは異なるが類似の胃腸の反応が生じる。意気消沈すると、腸はほとんど動かなくなる。実のところ、脳で生じるいかなる情動も、胃腸の活動に反映されることが現在では知られている。

腸と脳 37P

その次のページでは、「胃腸は顔の表情を映し出す」という題の図がある。

情動は、顔の表情に密接に反映される。類似の情動の表現は、大脳辺縁系で生成された神経シグナルの影響を受ける、消化管の種々の領域にも出現する。(中略)

P38

画像は控えるものの、そこには特定の情動と消化管の収縮について記されている。それは増加するかもしれないし、低下するかもしれないそう。

そこには恐れ、怒り、悲しみの三つがある。恐れは消化管の上部の収縮が下がり、下部が上がる。怒りは上部・下部の両方が上がり、悲しみはどちらも下がっている。

自分は胃の消化に問題があるため、胃の収縮が下がっているのだろう。だとすれば、恐れか悲しみの情動を抱えているはず。便通にほぼ問題はないけれど、たまに下すことはある。ならば、恐れに近いものがあるか。

 

情動のシグナルは大脳辺縁系にまつわるものだそう。それが気になるところ。それは脳の障害というよりも、自律神経の迷走神経によるものではないか。

『身体はトラウマを記録する』によれば、情動脳は危険、あるいは特別な機会を感知すると、ホルモンを放出して知らせる。すると闘争・逃走反応のような予めプログラムされた避難計画を開始するそう。特別な機会というのは生涯の伴侶を見つけ出すようなもの*1。個人的に解釈して付け加えれば、その時にも社会交流を司る腹側迷走神経系が発動すると思う。

まだ『腸と脳』は読み進めてはいないものの、「脳」が表すのは迷走神経系でもあると思う。そう考えると理解しやすそうだ。

 

脳腸相関の障害の説明にはよくあることだが、周期性嘔吐症候群における諸症状の独特な発現様式に関しても、数々の新奇な理論が提起されている。しかし、私の研究チームと他のUCLAの研究グループによる数十年にわたる調査の結果に基づけば、もっとも有望な説明は、脳内の過剰なストレス反応が、過度の内臓反応を引き起こしているというものだ。

P40

とはいえ、普段は自律的に作用するこれらの機能のほぼすべては、情動を司る脳領域の働きによって損なわれることもある。

(中略)

そもそも活動過多の脳腸相関を抱えるビルのような患者の場合、健常者には大きな問題を引き起こすことのないストレスや情動的な刺激が、胃の蠕動を妨げたり、その方向を逆転させたりし、それと同時に結腸にけいれん性の収縮を引き起こす。脳の警報装置の設定値が狂って誤報が頻繁に発生し、自らの健康をひどく損なっているのだともいえよう。

P46

脳の警報装置の誤報。それはトラウマ関連の認知で学んだことと重なる。『腸と脳』にはそれが登場するだろうか。存在しない脅威に対する過剰なストレス反応であり、それによる内臓反応と情動の制御不全。そのようにして二次的な症状が生まれるという流れだ。

今まで学んできたことは間違っていないよう。トラウマによるストレス反応と、情動の制御不全。そして迷走神経系の活性化や崩壊。この何重にも入り込んだ根源がある。

 

自分はストレスによる恐れと悲しみがあるようだ。生存確率が低くなったストレスに対し、情動すなわち迷走神経系が反応し続けている。ただ、過去のトラウマを現実で錯視している訳ではないはず。病的なコンプレックスはほとんど解明した。

だからそれに囚われるのは少ない。それでもまだ残っているのは、現実における存続の不安定さ。孤独による生存の危機と、それによる情動の反応だろう。確かに意識の上でもフラストレーションがある。それを克服しようとしてコンプレックスが湧いたりしている。

 

怒りが胃の収縮を増加させることからも、胃の運動が落ちるということは、背側迷走神経系が関わっているのだろう。闘争・逃走反応と凍りつき反応における胃腸の動きは違うはず。

ただ、今の生活は特定の場所を避ける逃走反応もあるだろうから、一部分では闘争・逃走反応における交感神経系の働きもありそうだ。すると恐れの反応が近いだろうか。

とにかく過去のストレス反応が蘇ることは少ない。必要なのは孤独による情動を抑えること。社会交流によって所属と愛を得て、恐れなき不動化・可動化をする。その特効薬しかないだろう。全てはそれが出来るかに懸かっている。

もっと再読をして真の知識を得たい。トラウマ関連の知識とラベルの知識。それを中心に学んでいこう。その他の創造性などは、奇しくもあるブログの方も膨大な勉強をされている。今は生涯その勉強をしたい気でいる。

その他の知識も随時得たいし、あとはお金があれば良いところ。この無形の知識なりを人に渡したいものの、それが出来ていない。

まだ気が熟していないなら良いけれど、人生が長く続いてほしいと思う。様々なことを学んで記していきたい。そして誰かを支援し、自分も幸せになる。それが一番か。

 

また明日。

 

参考文献

*1:身体はトラウマを記録する P97